どっちが良いの?辞めてから求職活動すべきか働きながら仕事を探すか

転職活動は仕事を辞めてから?

転職の選択肢は2つあります。
退職してから仕事を探すか、会社勤めしながら転職先を探す方法です。
どちらが良いかは、状況次第です。
生活費が気になる時は働きながらの求職がおすすめで、忙しくて面接を受けられない時は退職後の転職が良いでしょう。

企業研究の時間を確保しやすい退職後の転職

退職してから仕事を探すのは、時間を確保できるメリットがあります。
例えば求人サイトを見ていた時に、働きやすそうな会社を見つけたとします。
ですが本当に働きやすい会社かどうかを、よく調べたくなる事もあるでしょう。
職場環境や会社の将来性など、まず色々な点を確認してから面接を受けたくなる事もあるでしょう。
働きながら転職する場合、企業研究するのは難しい事もあります。
会社勤めをしていれば、なかなか時間を確保できません。
昼休みや休日ぐらいしか、転職活動できないケースもよくあります。
その点、退職後ならじっくり企業研究する事もできます。
時間には比較的余裕がありますから、WEBや会社訪問などでじっくり見極める事もできます。

退職後なら1日に複数社の面接を受けられる

また退職後の転職なら、複数社に応募する事も可能です。
例えばある日の朝10時に、ある企業で面接を受けました。
だいたい2時間ぐらいの面接だったので、午後の時間は余っています。
その場合、午後に別の会社で面接を受ける方法もあるのです。
14時頃に別の会社で面接を受けてみる事も可能でしょう。
時間が許す限り、1日に複数の会社で面接を受ける事も可能なのです。
しかし在職中の転職ですと、それが難しいケースが多々あります。
働きながら転職活動する場合、どうしても時間が限られてしまうからです。
勤め先の昼休みが12時から13時で、退勤が18時だとすると、どうしても夜以降に面接を受けざるを得ません。
1日に2社や3社の面接を受けるのは困難です。

退職後の転職は急募求人への応募も可能

ところで求人広告を色々見ていきますと、急募と書かれている事があります。
何かの事情があって、急ぎで人手を確保したい企業もあるのです。
働きながら転職していると、急募の求人に応募するのは難しい事もあります。
例えば在職中に求職活動してみた結果、ある会社での内定が決まりました。
その場合、在職している会社を退職しなければなりません。
しかし退職するのは、やや時間がかかります。
引き継ぎ手続きがあるからです。
自分の業務を誰かに引き継ぐのは、かなり時間がかかります。
業務内容が複雑な時は、1ヶ月以上かかってしまう事も多いです。
ところで急募求人を出している企業は、とにかく一刻でも早く人材を確保したいと望んでいます。
できれば即日で働いて欲しいという企業も、意外と多いです。
在職中ですと、即日で勤務するのは難しいでしょう。
しかし、退職済みなら即日勤務も可能です。
退職後の転職なら、急募求人にも応募できる訳です。

退職済みなら資格を取る為にじっくり勉強できる

ところで企業によっては、応募するのに資格が必要な事もあります。
例えば英語資格です。
外資系などは、どうしても英語を使う事になります。
外資系に転職したいなら、英語資格を取っておく方が有利です。
外資系企業としては、英語力がある人材を求めています。
ですからTOEICでハイスコアを記録していると、外資系求人に採用されやすくなります。
ですがTOEICでハイスコアを取る為には、ある程度は勉強する必要があります。
その資格は、数日や数週間程度でハイスコアを記録できるものではありません。
在職中という状態ですと、なかなか勉強時間を確保できません。
しかし退職済みなら、時間には余裕があります。
ハイスコアを記録する為に、じっくり勉強する事もできます。
ですから資格を取りたいなら、退職してから転職する方が良いでしょう。

在職中の転職と収入源のメリット

上記のように、退職していると転職活動しやすいケースが多々あります。
しかし会社で働きながら求職活動するのも、色々なメリットがあるのです。
その主な理由は収入です。
確かに退職済みなら、多くの時間を確保する事はできます。
その代わり、収入源がありません。
少なくとも2ヶ月や3ヶ月分ぐらいは、生活資金を確保しておく必要があります。
その資金を確保するのが難しい時は、やはり会社勤めしながら転職するのがおすすめです。
例えば「生活資金は1ヶ月分もない」ような状態です。
資金がなければ、転職活動する事自体難しくなってしまうでしょう。
ですが在職しながら仕事探ししていれば、収入は確保できます。
収入を途絶えない状態にできるのは、在職中の転職の強みの1つなのです。

働きながら転職するメリットとブランク

ところで人事担当者は、履歴書のブランクをよく見ています。
一度は退職した後は、長い期間が空いていないかどうかを慎重に見ているのです。
例えば2,000年の5月に退職して、2,001年の2月に面接を受けました。
この場合、10ヶ月分はブランクが発生している状態になります。
このブランクの期間が長いと、面接では不利になってしまうのです。
人事担当者からすると、ブランク期間中に何をしていたのかは気になるものです。
退職してから転職する場合、このブランクは要注意です。
求職活動の期間が長引いてしまうと、ブランクも長くなってしまうからです。
なるべく早めに仕事を見つける必要があります。
しかし在職しながら仕事探しする分には、ブランクを気にする必要はありません。
在職中なら、ブランクが発生しないからです。

在職していれば仕事勘も鈍らない

また仕事勘やスキルの問題もあります。
そもそも働くにしても、どうしても仕事勘というものがあります。
しばらく仕事から離れていると、勘が鈍ってしまう事もよくあります。
現に仕事始めなどのタイミングでは、勘が少々鈍っているので、何となく違和感を覚えてしまう事もあるのです。
退職後に転職するのは、この点は要注意です。
仕事をしていない期間が長いと、仕事勘が無くなってしまうケースも多々あります。
しかし在職しながら働く分には、特に勘が失われる事もありません。
それと業務スキルです。
在職しながら働き続けていれば、業務のスキルは伸ばし続けることができます。
しかし退職後に転職すると、特に業務スキルを伸ばせる訳ではありません。

在職中の転職なら面倒な手続きも代行してくれる

それと在職しながら転職するのは、手続きのメリットもあります。
退職すると色々面倒な手続きがありますから、注意が必要です。
例えば保険に関する手続きです。
正社員として働いていれば、健康保険にも加入する事になります。
その健康保険は、国民健康保険とは別なのです。
一旦は退職しますと、前者の健康保険から抜ける必要があります。
改めて国民健康保険に加入する必要がありますから、役所で保険切り換えの手続きをする必要があります。
その手続きは、誰かが代行してくれる訳ではありません。
本人が自分で手続きを済ませる必要があります。
それと、申告手続きです。
一旦会社を辞めた場合、税金に関する手続きも自分で行わなければなりません。
いわゆる確定申告です。
医療費控除や生命保険などの申告も、全て自分で行うことになります。
それは少々面倒です。
しかし在職中に転職する場合、それらの面倒な手続きは会社が代行してくれます。
保険の切り換え手続きも代行してくれますし、年末調整もあります。

勤めながら転職?辞めてから転職?まとめ

ですから生活費を確保しながら転職活動したい時などは、在職しながら仕事を探すのがおすすめです。
しかし資格を取得したい時や、企業研究にじっくり時間をかけたい時などは、むしろ退職後に転職する方が良いでしょう。