実は採用されやすい?転職しやすい時期である第二新卒とその理由

第二新卒が転職に有利

第二新卒とは、学校を卒業してから3年未満の方々を指します。
第二新卒は、比較的転職しやすい傾向があります。
現にある転職サイトのデータも、第二新卒は採用されやすい事を裏付けています。
その主な理由は育成と熱意です。

第二新卒とはどのような方々か

転職サイトなどに目を通してみますと、よく第二新卒という表現を見かけます。
第二新卒には、特に明確な定義はありませんが、学校を卒業して間も無い人材に対して使われる表現です。
目安としては、学校を卒業して3年未満です。
大学を22歳頃に卒業するなら、年齢は25歳ぐらいにはなるでしょう。
23歳に卒業する方もいるので、第二新卒は26歳以下という事にはなります。
ただこの年齢も、厳密なものではありません。
おおむね20代中盤ぐらいの方々を指します。
また学校を卒業したばかりの人材と違い、短期間でも社会人経験がある方々の事を指します。
ですから大学を卒業していて、正社員としての勤続が2年ぐらいならば、第二新卒になります。
ある意味、社会人と新卒者の中間の立ち位置になるのです。

ある転職サイトのアンケートと第二新卒の積極採用

その第二新卒の方々は、各企業としては積極採用している傾向があります。
それを裏付けるデータもあるのです。
過去に、ある転職サイトが第二新卒に関するアンケートを実施した事があります。
各企業の人事担当者に対して、「今後1年間は第二新卒者を積極採用しますか」というアンケートだったのです。
その質問に対して、全体の約45%ぐらいの企業は「今年も第二新卒は積極採用するつもり」と回答していました。
実に半数近くの企業は、第二新卒の採用に乗り気だった事を示しています。
また、全体の約18%ぐらいの企業は「今まで以上に第二新卒の採用を強化する」と回答していました。
という事は、約6割前後の企業は第二新卒者を積極採用している事になります。
もちろん残り4割の企業は、そうではありません。
第二新卒は採用するつもりはないと回答している企業もあれば、第二新卒には消極的な企業も見られます。
しかし6割もの企業が乗り気である以上、第二新卒者は比較的採用されやすいのは事実です。

第二新卒歓迎の求人の数は非常に多い

第二新卒者が採用されやすい事を裏付けるデータは、他にもあります。
転職サイトを見ていますと、未経験者歓迎などと書かれているケースがあります。
そのような求人を出している企業は、たいてい未経験者でも積極的に受け入れているのです。
その他にも、第二新卒歓迎という求人広告を見かける事もあります。
歓迎される以上は、その広告を出している企業ならば、採用される確率は比較的高いです。
ところである転職サイトの場合、第二新卒歓迎という表現が使われている求人の数が、非常に多いのです。
仮に、そのサイトの求人数は1万件だとします。
その内の約8,500件前後には、第二新卒歓迎と明記されていたのです。
つまり大多数の企業は、第二新卒者を歓迎している事になります。

前職の癖が無いので採用されやすい

ところで企業によっては、あえて経験が少ない人材を確保したいと望んでいる事があります。
経験豊富な人材というより、むしろ経験があまり豊富でない人材の方が、高く評価されるケースがあるのです。
というのも経験豊富な人材ですと、前職の癖が付いている事があります。
1つの会社で5年や10年ぐらい働いていた経験がある人材ですと、その会社での仕事のやり方にこだわっているケースも少なくありません。
そのような経験豊富な人材ですと、育成するのが難しい事があります。
なまじ前職の経験があるだけに、自社のやり方を教えるのに苦労してしまうケースが多いです。
ところが第二新卒の方々は、職務経験はあまり長くありません。
せいぜい1年や2年程度の職務経験ですから、前職の癖があまり付いていない傾向があります。
ですから企業としては、かえって人材育成しやすいのです。
研修のやりやすさなどの理由で、第二新卒が積極採用されるケースも珍しくありません。

新卒者の確保が難しいので第二新卒は歓迎される

第二新卒が歓迎される理由は新卒の採用が難しいからです。
そもそも前職の癖が無い人材を求めるなら、新卒者という選択肢もあります。
大学を卒業したばかりの人材なら、職務経験は殆ど無いでしょう。
しかし新卒者を採用するのは大変です。
同じ事を考えている企業は、沢山あるからです。
新卒者は引く手あまたですから、なかなか簡単には採用できません。
新卒者の採用は、やや人手不足な状況なのです。
しかし第二新卒の場合は、その限りではありません。
新卒者よりは採用しやすい傾向があります。
それと各企業では、20代の人材が少々不足している傾向があります。
というのも新卒者は、すぐ辞めてしまうケースも多いからです。
現に新卒者の30%ぐらいは、勤続3年未満で退職してしまう傾向があります。
若手の人材が足りないので、第二新卒者は歓迎される訳です。

最低限のマナーがある

あまり経験が無いとは言っても、最低限のマナーは備わっているからです。
新卒者の場合、職務経験は殆どありませんから、企業としては社会人マナーなどを丁寧に教えなければなりません。
新卒者に対する研修は、少々大変です。
企業によっては、数ヶ月かけて研修している事もあります。
しかし第二新卒者の場合は、少なくとも社会人経験はゼロではありません。
1年や2年足らずとは言っても、すでに会社でマナーを教わっている訳です。
ですから採用する側からすると、かえって第二新卒者の方が楽です。
新卒者のように、数ヶ月もかけてマナーを教育する必要がありません。
しかも前職の癖が付いている訳でもありませんから、企業側としては助かるのです。

熱意があるので採用されやすい

第二新卒は熱意がある!
一概には言えませんが、全体的に若い人材の方が熱意があります。
年齢が高めな人材ですと、熱意というよりキャリアがある事が多いですが、若い人材の場合はモチベーションが高めです。
企業によっては、そのモチベーションを重視しているのです。
例えば営業職です。
営業の仕事の場合は、やる気が重視される傾向があります。
キャリアよりも、むしろやる気を重視している企業が多いです。
ところで上記でも触れた通り、第二新卒者は26歳未満なのです。
全体的にやる気がある人材が多いと見なされるので、営業職の人材を求めている企業としては、第二新卒者を歓迎している傾向があります。
ですからやる気をアピールしてみると、積極採用されやすいです。

スキルや経験が無くても採用されやすい第二新卒

企業によっては、高いスキルが求められる事があります。
専門知識があったり、職務経験が豊富な人材でないと、採用してくれない企業もあるのです。
ですが第二新卒者の場合は、そのような企業でも積極採用されるケースが多々あります。
上述のように、第二新卒者は最低限のマナーを覚えていますし、熱意もあります。
その点が高く評価されるので、たとえスキルがあまり無くても積極採用してくれる企業も多いです。
スキルだけではありません。
業界経験も同様です。
一部の企業は、業界経験者でないと採用してくれないケースがあります。
ゲーム業界などは、業務経験が皆無ですと門前払いになってしまう事も多いです。
しかし第二新卒者なら、たとえ業務経験が無くても採用されるケースが多々あるのです。

第二新卒が転職成功されやすい理由まとめ

上述の転職サイトのアンケートやデータも証明していますが、総じて第二新卒者は転職しやすい傾向があります。
ですから20代後半という時期は、転職のチャンスとも言えます。
転職を検討しているなら、その時期の中に仕事探ししてみると良いでしょう。